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BVE Trainsimのアドオンデータ(東西線)の更新状況や、ちょっとしたコラムなど
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BVE5の透過処理に関しては、これまで作者の意図しない透過処理に
なってしまう問題があり、かつ原因は(Zバッファとアルファの相性問題)ということで
具体的な解決法もなく、多くの方が悩まされている問題だと思います。

しかし試行錯誤を重ねているうちに、ある一定の条件下によっては透過問題を
回避できる方法が見つかりましたので、記事にしたいと思います。



-動くストラクチャを用いた透過問題の回避-



1.通常、ストラクチャを設置する構文は大きく分類すると
  Structure[structureKey].Put()
  Repeater[repeaterKey].Begin()
 このふたつに分類されます。
 そしてこの構文を用いて配置したストラクチャはこのようになります。




2.一方で動くストラクチャの配置は、上記の構文ではなく、別途にテキストファイルを
 用意します。そのテキストファイルを別の構文で読み込んで配置する方法です。
 読み込む方法が違うだけで、用いるストラクチャは1.と全く同じファイルです。

 こちらの方法で配置してみると、



 このように、問題なく透過処理ができています。


 全く同じストラクチャを読み込んでいるにも関わらず、読み込む手段を変えるだけで
結果に差が出たことは、何らかの要因があるように思えます。


・bvetsがファイルを読み込む(描画する)順番に関係している?

1.の方ではstructure.txtで指定されたファイルを、配置したい場所に記述しています。
それに対して2.の方ではmap.txtの冒頭に、読み込むファイルを記述しています。

map.txt内では2.の方が先に記述されることになり、これが描画される順番に関係してくるのではないかと考えられます。

しかし、どちらの方法もstructure.txtから同じストラクチャを参照しているため、
読み込む順番は同じとも考えられるので、正直なところはなんとも言えません。



理由はともあれ、この方法で一部の透過問題を回避することができます。

特にシナリオの中で1回しか登場しないストラクチャなどの透過問題は回避できるでしょう。

注意点として、沿線の草木・壁など、繰り返しが必要なものは、この方法は向いてません。
またストラクチャを動かす目的以外で、多くのテキストファイルを用意しないといけないので
正直言ってあまり効率が良いとは言えません。

ですので、実践的な方法ではありませんが
こういった方法もあるということで、今回紹介させて頂きました。



-参考までに-
Bve trainsim 5 から始める BVE - テクニック
BVE飯田保線区 - どうにもならない透過処理
Zバッファとアルファブレンドの嫌な関係
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